JST「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」に採択されました

JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)の「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」のシナリオ創出フェーズに研究プロジェクトが採択されました。

新規採択プロジェクト④
性暴力撲滅に向けた早期介入とPTSD予防のための人材育成と社会システムづくり

https://www.jst.go.jp/pr/info/info1404/besshi1.html

研究代表者:長江 美代子(日本福祉大学 看護学部 教授)
協働実施者:片岡 笑美子(一般社団法人 日本フォレンジックヒューマンケアセンター 会長)


プロジェクトの概要
【解決すべき問題】
性暴力被害者の約半数は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症する。その症状は被害者の後の人生のみならず、虐待・DV・依存症と深く関わり次世代に影響を及ぼす。確立された治療方法とともに、すぐアクセスでき、より早期に介入できるワンストップ支援センターの拡大により隠れている性暴力被害者を救援できる。

【提案内容】
本プロジェクトでは「なごみ」をハブとして性暴力被害者支援看護師(SANE)と多職種連携チーム(MDT)を配置した病院拠点型ワンストップ支援センター(OSC)を愛知県内に拡充することにより、データ連携、PTSD医療を進め、性暴力被害者の救援・治療・回復を図る。同時に、性暴力撲滅に向けた人材育成システムの開発と社会システムづくりに取り組み、全国展開に向けたシナリオを作成する。