ウェビナーのお知らせ「ISVA日本ワークショップ ~イギリスに学ぶ性暴力被害者支援~」

オンラインでの申込みはこちらから(※外部サイト)
https://nfunm20210926.peatix.com

主催は日本福祉大学となります。

※ オンラインでの参加お申し込みについては、Peatixを利用しています。以下のリンクを参考にお申し込みをお願いいたします。
【初めてご利用される参加者様向け】Peatixご利用の流れ
Peatix 参加者ヘルプ

内容詳細

ISVA(Independent Sexual Violence Advisor)は、イギリスの、性暴力被害者支援に関わる資格の 1 つ です。Sexual Assault Referral Centre(SARC:イギリスの性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター)やレイプクライシスセンターに所属し、警察や司法機関とは独立した存在として、被害者の気持ちを中心に据えた、刑事司法プロセスの支援を行います。

日本においても、被害者の刑事司法プロセスの意思決定への支援、警察や検察、裁判への付添支援の重要性は徐々に知られるようになっておりますが、ISVAはまさしくそうした支援について専門的な訓練を受けたエキスパートです。

今回、在日イギリス大使館の協力を得て、日本でISVAに関する講演会を開催するに至りました。

本講演会では、イギリスの性暴力被害者支援のシステム、および ISVA という資格について、どのような役割を担っているのか、どのようなトレーニングを積んでいるのか、実際に現場でISVAの教育に携わっているAlison Eaton氏、および経験豊富なISVAであるCeri Fowler氏からうかがいます。また、日本の性暴力被害者支援の課題を片岡笑美子先生にお話しいただきます。よりよい性暴力・性犯罪被害者支援を考える大切なヒントになると考えています。どうぞ皆様ふるってご参加ください。

開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)(逐次通訳付き)

参加費無料

司会:長江美代子(日本福祉大学教授)

登壇者:片岡笑美子(一般社団法人日本フォレンジックヒューマンケアセンター会長)


Alison Eatonさん

英国の警察に30年勤務した、元senior police officer。主な専門分野はDV、児童虐待、性暴力の捜査。内務省でISVA資格の発展のサポートをしており、ISVAトレーニングを提供している。また英国大使館と共に、ブルガリア、ナイジェリアなどで性暴力・性犯罪被害者のためのワンストップ支援センター創設と発展に寄与している


Ceri Fowlerさん

心理学のバックグラウンドをもつ経験豊富なISVA。性暴力被害、DV被害、ストーカー被害などの専門家でもある。英国の警察学校などでもトレーニングを実施してきた。Eaton氏と共に、英国でのISVAトレーニングや、第一線の警察官に対するトレーニングを開発し、実施してきた


主催:日本福祉大学
共催:ISVA Japanプロジェクトチーム
後援:内閣府,全国被害者支援ネットワーク
協力:一般社団法人日本フォレンジックヒューマンケアセンター(NFHCC)、一般社団法人日本フォレンジック看護学会、在日英国大使館、日本福祉大学社会福祉総合研修センター

*本企画はJST、RISTEX、JPMJRX19I4 の支援を受けています