被害者の視点から日本の性暴力について考える 第1回[2022/12/18] 

一般社団法人日本ペンクラブ主催『被害者の視点から日本の性暴力について考える』第1回を12/18に開催します。第2回に副会長長江が登壇します。
オンラインでの申込みはこちらから(※外部サイト、日本ペンクラブからのお申し込み)
https://jpen2022-02.peatix.com/

イベント内容

仕事×作家 ジェンダーの視点から

第1回被害者の視点から
日本の性暴力について考える

日  時 2022年12月18日(日)14時~16時30分(終了予定)
開催方法 Zoomウェビナー
 ※参加URLは12/12までに、ご登録いただいたメール宛にお知らせします。
  視聴ページの「主催者からのお知らせ」でもご確認いただけます。
定  員 450人
参 加 費  無料
主  催 一般社団法人日本ペンクラブ
企  画 女性作家委員会
問  合 日本ペンクラブ事務局
     event2022@japanpen.or.jp

日本ペンクラブ女性作家委員会は、性犯罪をテーマに3回のシリーズでイベントを行います。
性犯罪に関する刑法は2017年、110年ぶりに大幅改正されました。この改正は、強制性交等罪の被害対象者が性別を問わないこと、法定刑の下限を3年から5年に厳罰化、非親告罪化(被害者の告訴がなくても起訴可能)、親など監護者による性的虐待も処罰するなど、一部のみの改正にとどまりました。

性犯罪に関する刑法改正を議論する法務省の法制審議会が2022年10月24日に開かれ、改正内容の試案が示されました。しかし、性暴力被害の実態に即した刑法性犯罪改正を求める市民団体からは、同意のない性行為を処罰する「不同意性交等罪」に当たる文言は含まれないなど、不十分であるとの指摘。被害者の求める法改正のためにも、また、性暴力のない社会を実現するためにも、広く問われなくてはならない問題です。

「被害者の視点から日本の性暴力について考える」では、性暴力被害者の方、現場で関わっている方のお話を聞き、作家の作品にも触れながら、日本の性暴力被害、セカンドレイプにも苦しめられる深刻な問題や、刑法やシステム(証拠保全、ワンストップ支援、医療現場での受け止め等)の問題、被害にあったことを言えない/被害を認めてもらえないといった背景などについて、考えを深めていく時間にしたいと思っています。