【講座登壇の報告】公益社団法人あおもり被害者支援センター「性暴力被害相談に携わる方々のための公開講座2025」

2026年2月23日(月・祝)、公益社団法人あおもり被害者支援センターの主催により開催された「性暴力被害相談に携わる方々のための公開講座2025」にて、当センター代表理事の長江美代子が講師を務めました。

本講座は、青森県内で性暴力被害の相談や支援に携わる相談機関の職員、学校教諭、スクールカウンセラー(SC)、スクールソーシャルワーカー(SSW)、行政関係者、保健師、弁護士など、多岐にわたる専門職を対象として実施されました。当日は会場(アピオあおもり)に19名、オンライン(Zoom)で23名の計42名にご参加いただきました。

  • 児童・思春期特有のトラウマ・インフォームドケア
    こどもが性被害に遭った際、その後の心身への影響は深刻であり、周囲の大人には「何が問題か」ではなく「何が起きたのか」という視点が求められます。児童・思春期特有の反応を理解し、再トラウマ化を防ぎながら安心・安全を提供するためのトラウマ・インフォームドケアの具体的な実践方法について解説しました。
  • 初期対応の留意点と多機関・多職種連携
    被害を受けたこどもへの初期対応において、支援者が持つべき視点や配慮すべき留意点について、実務に即した知見を共有しました。研修内ではグループワークも実施し、各機関がそれぞれの専門性を活かしながら、どのように連携してこどもの尊厳と回復を支えていくべきか、活発な意見交換が行われました。

講座は3時間にわたりましたが、参加者の皆様からは「あっという間だった」との声をいただくなど、非常に充実した研修となりました。また、グループワーク等を通じて、参加された皆様の極めて高いアセスメント能力と、日々の真摯な支援体制が伺われ、講師にとっても大変意義深い時間となりました。