
開講の経緯
当センターでは、任意団体であった2014年から「性暴力対応看護師(SANE)養成プログラム」を開始しました。2019年からは、日本福祉大学の協力を得て、これまでに260名以上のSANEを養成してまいりました。このように、SANE養成を続けていく中で、修了生や関係者の皆様から本領域に関する期待や要望のお声を多くいただきました。そこで、看護職だけでなく幅広い職種において、トラウマインフォームドケアの考え方や知識を身に付け、DV、虐待、性被害などの暴力によるトラウマを抱えた人に寄り添う支援者を育成するべく、本プログラムを開講することとなりました。
フォレンジック支援者養成プログラムとは
DV、虐待、性被害などの暴力によるトラウマを抱えた人に寄り添う支援者を育成する講座です。
背後にあるトラウマに気づき、対応できる必要な知識(心理・医療・法律など)を学びます。
「話してくれてありがとう」「あなたは悪くないよ」「あなたはひとりではないから」相手を慮る声掛けとともに、専門的なサポートができるよう全20時間のコンテンツをご用意いたしました。
こんな方に

日頃の仕事の中で、DV、虐待、性暴力などの被害者対応をしている方、または対応する可能性のある方が対象の講座です
・専門職、非専門職などの職種は問いません
・資格の有無は問いません
本プログラムを活かせるお仕事の例
ワンストップ支援センター、教育機関、行政の相談窓口(女性・子ども・高齢者)、児童関連施設、病院やクリニックなどの医療機関、障がい者施設、警察、救急隊の職員など
看護職の方へ
看護職の方には、「性暴力対応看護師(SANE)養成プログラム」の受講がオススメです
同時受講のおすすめ
子どもを守るパズルの1ピースとして 子ども虐待に対応する
RIFCR™(リフカー)研修(特定非営利活動法人 チャイルドファーストジャパン)
プログラムについて
受講の流れ
プログラム内容
| No. | タイトル | 内容 | 担当 |
|---|---|---|---|
| 01 | 性暴力被害者支援の基本理念と支援の在り方 | オリエンテーション/フォレンジック看護の概要 | 長江美代子 |
| 02 | 性暴力被害者支援の基本理念と支援の在り方 | 病院拠点型ワンストップ支援センターの現状と課題 | 片岡笑美子 |
| 03 | 児童思春期の性被害対応とケア | 児童相談所における性的虐待ケースの分析、脳への影響 | 丸山洋子 |
| 04 | 性暴力と法律 | 関連法律の基礎:訴訟、法的補償、秘密、SANEに必要な法知識 | 犬飼千絵子 |
| 05 | 被害の影響 | 女性への暴力と医療/性教育の重要性について | 丹羽咲江 |
| 06 | なごみにおける地域連携 ~多機関多職種でおこなう活動の実際~ | 日赤なごみにおける地域連携 | 坂本理恵 |
| 07 | 支援が行き届かない性暴力被害者の理解 | 受刑者、高齢者、障碍者、言語・コミュニケーションの障壁を持つ対象者の心理社会的課題 | 舩山健二 |
| 08 | しょうがいとセクシュアリティ | 女性への暴力の社会的背景と実態 | 木全和巳 |
| 09 | ジェンダーの視点と多様な心理社会的課題 | 支援が行き届かない性暴力被害者の理解(LGBTQ) | 安間優希 |
| 10 | 若者の生と性を考える | SANE性教育の実際 | 服部律子 |
| 11 | 支援が行き届かない性暴力被害者の理解 | 男性被害者の理解 | 山田浩史 |
| 12 | 子どもを性被害から守る | 性犯罪を取り巻く情勢の変化と警察への届出の意義 | 小笠原和美 |
| 13 | アセスメントと支援の実際 | 協働、社会資源、相談窓口 | 笹原艶子 |
お問い合わせ
一般社団法人 日本フォレンジックヒューマンケアセンター
お問い合わせは以下の専用フォームよりお願いします。
後援
愛知県防災安全局県民安全課
日本福祉大学 社会福祉総合研修センター
一般社団法人 日本フォレンジック看護学会
